パラドックス・コンフェッション: kisswitch

2011年02月11日

パラドックス・コンフェッション




好き と言うまでにどのくらい時間がかかったのだろうか
私はこんな地道に行動する人ではなかった
もっとはやく言えばよかった
世界みたいなそのなかみたいな

知らないだけで、真実は1つだけらしい
真実を当てるのが問題と答えらしい
世界はこんなに広いのに、この世は宇宙はこんなに大きいのに
答えは1つ? つまらない

グレーゾーンな関係だけど世界は2つに分かれているらしい
その場で選ぶのは決まったことか選べるか
そんなこと分からないし2つ答えでもいいのに
答えは1つだけらしい

閉じられた空間
君は1人だけ
他にもいろんなものが詰まっているけど
人は1人だけで

好きなのか 嫌いなのか
答えは1つしかないんだけど
知らないのに知っていることになっていて
決め付けられたらかわいそうだろう

箱の中に訊いてみる
知るまで分からない? 知らなかったら分からない?

世界がグレーゾーンに分かれる?
それとも1つの出来事がグレーゾーンのまま動かない?
誰にも見えないものだけ?
自分が見えないものだけ?



死んでるものに訊いてみる
あなたは死んでいますか?

もう声も出さない
あなたは私のこと
好きですか それとも 嫌いですか

私は答えを知らない

私があなたのこと好きかなんて
あなたは知らない

棺に入ったあなたが
死んでるか死んでいないかなんて、わからない

わからない


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posted by 秋桜 at 21:56| Comment(0) | 短編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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